コンタクトレンズ 処方箋ライフ
こういった記号がつかずに、パントテン酸や葉酸といった化学名がついているものもあります。
この日種類のビタミンは、大きく2つに分けられます。
油に溶けやすい脂溶性ビタミンと、水に溶けやすい水溶性ビタミンです。
脂溶性ビタミンD、EおよびKの4種類があります。
一方、水溶性ビタミンには、シン、パントテン酸、ビオチン、葉酸、Cの9種類があります。
この2つのグループには、それぞれ特徴があります。
脂溶性ビタミンは水溶性ビタミンに比べて熱に強く、加熱しても安定しています。
水溶性ピタミンは熱に弱く、体内に過剰に摂取しても、余った分は尿とともに体外に排世されてしまいます。
蓄積がむずかしい成分なのです。
脂溶性ビタミンは、過剰に摂取された場合、肝臓などに蓄えられます。
つまり、水溶性ビタミンはむやみに多く摂取しても無意味になり、脂溶性ビタミンは貯金ができるというわけです。
しかし、酸脂溶性ビタミンもあまり過剰に摂取すると、過剰症が起こる可能性があるので注意が必要です。
日種類のビタミンは、栄養素としてどれも重要なものですが、どの食品にどの種類が含まれているかをチェックしながら、食事をする必要はありません。
ビタミンの多くは、さまざまな食品にほとんど含まれていまずから、バランスのよい食生活をしていれば、まず問題はないのです。
しかし、厚生省などのデータによりますと、日本人に不足しがちな無機質やビタミンもあります。
それは、カルシウム、鉄、ビタミンA、ビタミン払などです。
厚生省では、1日に摂取すべき目標量(目標摂取量)を決めていますが、これは、年齢や性別、日常生活の違いによって、微妙に異なります。
軽い行動しかしない人の摂取指数は低く、激しく動くことが多い人ほど、摂取指数は高くなります。
目の表面の角膜細胞にはビタミンAが不可欠2400年も前から、夜盲症の治療に役立っていたビタミンAですが、ビタミンAは夜盲症だけではなく、人間や動物が生きていくうえで、必要不可欠な重要な栄養物質です。
まずは、身近なレベルでビタミンAを考えてみましょう。
私たちの体の表面をおおっている皮膚は、新陳代謝などによって不要な角質層がはがれ、あか入浴のときに垢となって落ちてしまいます。
これをターンオーバーと言います。
皮膚がすべすべし、きめ細かく保たれるのも、このターンオーバーが行われているからなのです。
また、消化器の粘膜なども細胞のターンオーバーが行われています。
たとえば、熱い飲み物や胃酸などで粘膜がはがれでも、すぐそのあとから細胞が分裂・分化し、常に正常な状態が保たれるようになっています。
この、細胞が正常に保たれるうえで必要不可欠な物質がビタミンAなのです。
体の細胞の中で、いちばんビタミンAの思恵を受けているのが、目の表面にある角膜の細胞です。
角膜の細胞は、皮膚と同じ表皮細胞のひとつです。
しかし、他の部分の表皮細胞とは形状が大きく異なります。
光を通さなければならないために、透明である必要があるという特殊分化した組織だからです。
ビタミンAが欠乏すると、細胞分化が悪くなります。
この結果、角膜は透明度を失い、物が見えにくくなってしまうのです。
角膜上皮細胞の働き①細胞間は接着構造が発達しており、細菌など異物の侵入を妨げている。
②定期的に表層細胞がはがれ落ちることにより、細菌が侵入してもその感染を防ぐ。
③マイク口ビライ(微紋毛)が涙液を保つ働きをし、表面をなめらかにしている。
ビタミンAが欠乏すると涙も不足状態になる今度は、細胞の分子レベルでビタミンAを考えてみますと、目との関連性がますます深いことがわかります。
かんビタミンAは、網膜内の粁体視細胞中で、光を感じる物質であるロドプシンの材料となるだけでなく、目の粘膜にも作用しています。
角結膜の表面をおおっている物質は、多糖類や糖タンパク質です。
これらの物質は、山芋やオクラ、納豆、卵白といったネパネパした素材には必ず含まれているものです。
このネパネパっとした物質が、角膜を保護している粘液の成分にも入っているのです。
しかも、このネパネパ成分は涙を角膜上に正常に保??えでの必須成分。
多糖類を作るために、ビタミンAが重要な働きをしているのです。
というのも、ビタミンAが欠乏すると目は乾燥状態になってしまうからです。
その結果、目に入ったほこりなどを洗い流したり、表面を保護したりすることができなくなってしまいます。
目の中に入ったほこりで、まばたきをするたびに角膜を傷つけ、目の感染症を起こしてしまう危険性があるのです。
このようにビタミンAと目の関係は、思っている以上に深い関係で結ぼれています。
ビタミンAを抜きにはできないのです。
目を乾燥状態にしないことが大切60ビタミンAを目に直接届かせるには点眼がいちばんヒポクラテスの時代は、夜盲症を治すのに、ビタミンAを含む肝臓を食べることで治療したということは前にお話ししました。
基本的に、ビタミンAなどのビタミン類は、すべて食べ物から撰取できます。
ですから、ヒポクラテスの治療法は正しかったのです。
しかし、摂取したビタミンAを、目など特定の組織に集中的に届かせることはできません。
これは体の構造を考えればすぐにわかることで、食べ物から摂取された物質は、消化管から吸収され、多くは全身を巡る血流に乗って体の各部へと回つその物質を必要とする組織に送り込まれていき、補給されます。
ビタミンAなどの脂溶性の高い物質の場合は、消化管から吸収され、リンパ管を経由し血液に入り、全身を回るというルートをたどります。
どちらの場合も、摂取され吸収された後、全身に回るわけです。
そのため、ある組織との聞に高い親和性のある場合以外には、特定の組織だけの薬物濃度を高めることはとてもむずかしくなります。
また、濃度を上げようとして、大量摂取しても逆効果になる場合があります。
その物質を欲している組織には、大量摂取しても問題がない場合もありますが、そうでない組織に副作用が発生してしまう危険があるのです。
特に、ビタミンAやビタミンDなどの脂溶性ビタミンは、過剰投与、点眼薬の眼内移行ルート過剰摂取すると副作用が起きることも研究結果として知られています。
しかも、目の組織には、血管がない組織が多いのです。
たとえば、角膜や水晶体には血管はありません。
これらの無血管組織には、食べ物から摂取したビタミンAが血流やリンパ管を通して運ばれでも、思い通りに届かないこともあります。
その点から言えば、過剰摂取しても無意味になってしまうというわけです。
では、ビタミンAを点眼する場合は、どうでし直接到着します。
点眼部位である角膜結膜にさらに水晶体をはじめとする前ょうか。
この場合は、眼部にも、必要量を送り込みゃすいのです。
また、目のみに投与するため、他の組織への影響を最小限に抑え、副作用などのデメリットも解消します。
目にビタミンAを補給するには、点眼がいちばん効率のいい方法と言えます。
ビタミンA配合の目薬、か高い評価を得る理由ビタミンAがいかに目にとって、重要な成分であるかは、これまでの説明でわかっていただけたはずです。
昔のような食べることによる摂取療法よりも、直接点眼療法のほうが効果的なことは、比較的早くからわかっていました。
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